USPによる差別化
マーケティング用語にUSP(Unique Selling Proposition)という
ものがあります。自社や自社製品のもつ独特の強みのことで、他社や
他社製品と明確に差別化できる、市場に対する独特な提案を意味します。
小規模な飲食店もUSPを見つける、USPをもつことだと思います。
例えば、料理の味や最高の接客などで、そこでしか味わえないもの、
体験できないものを提供できれば、それがUSPになります。
ただし、家族経営でやる飲食店など、明確な強みがない場合は、いきなり
USPを見つけることが困難です。そのような場合は、まずは良いサービス
を提供することを考えるのも一つの方法でしょう。
良いサービスというと抽象的ですが、例えば、「いつも仕事帰りに立ち寄りたく
なるお店を目指して、家族のようなあたたかいサービスを提供する」という
コンセプトのもと、具体的なサービスを積み重ねる、というのでもいいと思います。
お客さんを名前で呼ぶのも一つのサービスですが、大手飲食チェーンなど、
規模が大きくなるとなかなかマネできません。まずはできることから始めて、
少しずつ積み重ねることにより、USPが生まれていくのではないでしょうか。
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